ご来院の方へ:診療科のご案内

市立芦屋病院 人工関節センターのご案内

◆はじめに

当市でも高齢化に伴い、変形性関節症の患者さんが増えています。高齢になっても歩ける、寝たきりにならないためには人工関節手術が大きな力となります。 市民の皆さんに責任をもって安全な医療を提供するために、市立芦屋病院では人工関節センターを開設しています。

◆開設の趣旨

安全な医療を実現するためには、専用の設備、習熟したスタッフ、各科横断的なチーム医療を行える治療センターが必要です。当院では専用クリーンルームの整備のほか、最新の医療技術を導入し、日々進歩する手術法を積極的に取り入れながら、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献します。また、市立病院としてリハビリの充実も欠かせません。患者さんのニーズに沿ったリハビリを充分に行うことによって、生涯にわたってのトータルサポートを行ってまいります。また、当院では、ヒアルロン酸注入や関節鏡手術など、関節温存治療にも力を入れておりますので、手術適応の判断については、患者さんと充分に相談しご納得いただけるように進めていくことができます。ぜひご来院下さい。

◆対応手術

・人工膝関節全置換術(靭帯温存型を含む)
・人工膝関節単顆(たんか)置換術
・人工骨頭挿入術
・人工股関節全置換術(対応予定)

◆当院での手術の特徴

当院での人工関節手術は、大阪大学整形外科にて開発した独自のソフトウェアを用いて、手術前の患者さんのCTデータから3次元的に骨の形状を再構築し、インプラントのサイズや設置位置の決定、手術方法の決定を患者さん毎にオーダーメイドで行います(写真1)。また、手術には可能な限り医療用コンピューターナビゲーション(写真2)、または3Dプリンターを用いて作成した「患者個人にあわせた骨切りガイド」(写真3)を用いて、1度1mmの狂いなく手術が行えるシステムを導入しています。計画通りに手術をすることにより、術後合併症を減らし、安全で正確な手術が可能となります。

当院での膝関節手術は、患者さんの症状、生活に必要な機能、画像診断などの情報から患者さんにとって最小の侵襲で最大の効果があげられる方法を提案します。できるだけ膝関節を温存できる関節鏡でのクリーニング、傷んでいる半月板・軟骨部分のみ取り換える人工膝関節単顆(たんか)置換術(写真4)、機能的には問題ない靭帯をできるだけ温存して行う靭帯温存型人工関節、ゆるんできた人工関節を取り換える再置換術など、ありとあらゆる膝関節治療ニーズに対応しています。患者さんにとって一生に一度の手術とリハビリテーションを全面的にサポートします。


写真1

写真2

写真3

写真4

◆外来担当医表(平成29年4月現在)

 
午前
ひざ関節外来
午後
ひざ関節外来
ひざ関節外来
人工関節外来
人工関節外来

※上記の診察枠でご予約いただくと、スムーズに診察を受けていただくことができます。

※受診の際には、必ずかかりつけ医からの紹介状をご持参ください。

◆リハビリテーション科のご案内

当院での人工関節置換術後のリハビリは、患者さんが何に困って今回の手術に至ったのか、術後何をしたいのかなどを理学療法士が徹底的に聞き取り、患者さん一人一人のニーズにあわせたオーダーメイドのリハビリプログラムを行います。
一般的に人工関節手術により、リハビリを軽視すれば日常生活動作において身体機能の低下、手術前の悪い癖が残ってしまうケースが少なくありません。そのため当院では、術前より、本人にとって困難とする日常生活動作、疼痛などを評価し、術後は翌日より早期にリハビリを開始して身体機能の向上、悪い癖に対する動作指導を積極的に行っております。当院では手術前後に介入することでリハビリテーションが効果的に発揮できるよう努めています。

◆当院の療養環境

~充実した設備とゆったりとした療養スペースを完備~


特別室

個室A
      

多くの病院では、人工関節手術の入院期間は2~3週間ですが、当院では患者さんのご希望がある場合は、最大4~5週間程度の入院療養が可能です。
丘の上にある当院は、病室からの眺望も良好で、個室タイプの病室も多くあります。また、院内にはカフェやローソン、屋上庭園なども完備されています。

当院での人工関節手術も100件を超え、今では市内の患者さんのみならず、西宮、神戸、大阪、三田、淡路島など、阪神間全域から患者さんに来ていただけるようになりました。今後もこれまで以上に、患者さん個々のニーズに応えていきたいと思っております。困ったことがあれば、ぜひご相談ください。

◆市立芦屋病院 人工関節センターへのお問い合せ◆

市立芦屋病院 地域連携室
TEL:0797-31-2156(代表)
受付時間:平日月曜日~金曜日 午前9時00分~午後5時00分