ご来院の方へ:入院のご案内

各委員会活動のご案内

クリニカルパスチームの活動

クリニカルパスとは、主に入院時に患者さんに手渡される病気を治すうえで必要な治療・検査やケアなどの診療スケジュール表のことです。標準化された治療計画を患者さんと医療スタッフがともに取り組んでまいります。現在93種類のクリニカルパスが運用されています。眼科・外科・整形外科・産婦人科・内科検査などで使用しております。今後も種類を増やし、またかかりつけ医の方に帰られた時も、引続き使用できるものを考えております。外来・病棟で説明を受けられる時、そして入院中にこそ、このクリニカルパス用紙をご活用ください。わからない事がございましたら、職員にお尋ねください。

退院調整から始まる地域連携

退院調整看護師養成コースを受講しました。退院調整看護師は患者さんのサービス向上のために、必要な社会資源の紹介や退院までの経過の中で不安を和らげ、安心して療養生活が送れるよう支援させて頂きます。また、退院後も継続的に必要なケアを受けて頂けるようサポート致します。今後は、地域の医師、訪問看護ステーション、施設、福祉ともに連携を深めて、もっと多くの方が入院中と同様に安心して地域でケアを受けて頂きながら生活が送れますよう努めて参りたいと思います。

褥瘡対策チーム

当院では外科、整形外科医師、看護師による褥瘡対策チームを設立し、週に1回褥瘡回診、栄養サポートチーム(NST)との連携を図り、積極的な褥瘡予防、治療を行なっています。難治性の褥瘡もチーム一丸となって、治療とケアに従事し、実績を挙げております。現在褥瘡発生率も0.2%に押さえることができています。この度、皮膚・排泄ケア認定看護師教育課程の研修を終了し、職場に復帰した看護師と共に、更にパワーアップを図りたいと思っています。

→認定看護師のご紹介

栄養サポートチーム

1ヵ月に2回ランチタイムミーティングで介入患者の情報を共有し、ベッドサイド訪問を実施。
1ヵ月に1回委員会を開催し症例の検討・システムの見直し・説明会を実施しています。
対象疾患は、摂食嚥下・経管栄養など。
メンバーは、TNTセミナー修了資格を持つ医師を中心に、消化器内科医師・看護師・薬剤師・栄養士で構成されています。

平成26年 ラウンドの様子


NST活動の様子