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がんの臨床を専門とする内科です。血液病の専門医を中心としたチームが担当しています。
血液のがん(白血病、悪性リンパ腫)はいまや化学療法や骨髄移植で治せるがんです。その他のがんでは、もちろん早期発見できたがんは手術や放射線療法で完治できますが、それより進行した状態では治療がむずかしい、というのがこれまでの一般通念でした。抗がん剤は効かない、と考えている方も多いと思います。
自家末梢血幹細胞移植(PBSCT)はこの通念を覆しました。血液のがんは強い副作用を覚悟で強力な化学療法を行うから完治できるのです。これまで抗がん剤が効かないとされていたがんでも、移植に準じた化学療法を行うと、治療効果が上がることが分かりました。移植チームが抗がん剤治療を担当すると、副作用対策が十分できて安全に治療できるからです。
がんは全身の至る所にできます。胃や腸や肝臓にできれば消化器内科・外科、肺は呼吸器内科・外科、婦人科では・・・などそれぞれの専門分野の先生が診断、治療を担当されています。
早期がんであれば手術や放射線療法になります。しかし、進行したがんであれば、あるいは進行、再発すればあまり効果を期待されずに化学療法が行われているのが現状です。もし、移植チームが担当すれば進行がんでも効果的な治療ができる。そこで、芦屋病院では腫瘍内科をつくりました。
血液専門医を中心に、各科の医師や看護師ばかりでなく、薬剤師、検査技師、栄養士、ソーシャルワーカーよりなるチームを組んでいます。薬剤師が病室を訪れ、薬の効果、副作用、副作用の予防方法などをご説明します。栄養士は、患者様のご希望に合わせて食べやすいお食事を提供します。検査技師は検査試料を受け取った時点で直ちに結果を出し、主治医、治療スタッフに連絡して治療を支えます。がん治療は本人、家族にとって大きな負担になります。ソーシャルワーカーが色々な心配事についてご相談に乗ります。
抗がん剤だけではなく、放射線治療、専門的な外科治療など、大学病院も含め他病院との連携のもとで、例えば、手術前に化学療法をおこなうことによる腫瘍の縮小、化学療法後に局所照射を併用することによる局所再発の予防などさまざまな工夫をおこなっています。
がんの種類、初発・再発などを問わずお受けします。内科以外のがんもすべて腫瘍内科が窓口となります。 最近になって、分子標的治療薬に代表される治療薬の革新がありました。芦屋病院では新しい薬、治療法を積極的に推進しています。
自家末梢血幹細胞移植(PBSCT)についてはタンデム移植(2回の移植をおこない治療効果を上げ、再発を予防する)を含め、がんを治癒させることを目的にしています。2床のクリーンルームはフル回転の状態です。